実務基礎実習がスタート!

 4年生の「実務基礎実習」が始まりました。この実習は、5年次に薬局、病院で行われる長期実務実習に備えて、薬剤師実務に必要な基本的な知識、技能、態度を身につけるための事前学習科目です。COVID-19に関する岩手県の現状を踏まえつつ様々な対策を講じながら、こうして対面での実習をスタートできたことは大変意義深く、まさに担当教員と学生のみなさんの理解と協力の賜物です。12月まで無事に継続できますように!

模擬調剤室にて。4年生を2グループに分け、更にそれぞれのグループを4つのサブグループに分けて、ローテーションで実習課題をこなしていきます。写真は、松浦特任教授、浅野助教担当の水剤調剤と、朝賀准教授、佐京助教担当の散剤調剤の様子です。
こちらは有機化学・天然物化学系の学生実習で使用している大きな実習室です。コロナ対策として可能な限り密を避ける目的で、今年度は実務基礎実習でも使用することになりました。担当は高橋教授と高橋助教のTTコンビです。
こちらも有機系の実験で用いるエバポレーター(減圧蒸留装置)やドラフトチャンバー(局所排気装置)の並ぶ実習室に場所を移しての計数調剤の様子です。杉山教授、川崎助教(マイク)に加えて、本学附属病院薬剤部で長らく病院薬剤師を務めた川口非常勤講師が学生に寄り添います。

今後も週替わりで様々な実習項目を多くの教員が担当しながら、実務実習の事前学習を進めていきます。


なお、本実習では、感染対策の一環として、ウェルシア薬局株式会社様より寄贈頂きました手指消毒剤も使用させて頂いております。

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