薬学部1年の早期体験学習が10/5(火)から10/14(木)まで実施されました。この期間は、通常の授業科目を全て止めて、1年生が体験しながら薬学や薬剤師について学ぶ機会となります。学内外の様々な施設を見学するとともに、グループ内での話し合いから様々なことをまとめて発表しディスカッションするという能動的な学びの機会となります。
この写真は、10/13(水)の病院見学の後に1年生全員で撮影した集合写真です。今年も、新型コロナウイルス感染症のため、入学以降で集団で写真を撮る機会がなく、これが初めての集合写真となりました。
早期体験学習にご協力頂きました、学内外の皆様に感謝いたします。
早期体験学習では、初日や最終日などのグループディスカッションを実施して、発表会を行いました。また、10/13(水)には地域包括ケアについて学ぶグループワークも実施しました。最初は、グループワークに戸惑っていましたが、日毎に活発になり、発表会においても熱の入った議論が展開されました。
10/5(火)の午後のドクターヘリの見学では、救急・災害・総合医学講座救急医学分野の山田裕彦先生に本学のドクターヘリの運用方法やこれまでの活動を紹介して頂き、また、学生は実際にドクターヘリの座席に座り、内部の様子などを見学しました。
介護等の複合施設であるケアセンター南昌には、3日間に分かれて訪問し、説明を施設長の滝村光一さんから現地で受けました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響から施設内部の見学は出来ませんでしたが、矢巾町の介護や福祉の現状を学ぶ機会となりました。
10/8(金)に実施された模擬体験では、「調剤の実践」および「医薬品の動きを化学で読む」というテーマで、薬剤師および薬学で学ぶことを実践的に体験しました。薬物の理解と臨床について身をもって体験し学びました。
10/13(水)には岩手医科大学附属病院の薬剤部や病棟などの見学が実施されました。主に岩手医科大学薬学部の卒業生が説明を担当してくれましたが、新病院でアクティブに働く先輩の姿を見て、1年生もモチベーションが上がったことと思います。引率を担当した教員にとっても,卒業生から元気をもらった1日でした。
文責:奈良場、那谷(附属病院見学)