くすりの効き方の不思議さ・面白さ・・・(9)
令和3年7月9日
転倒して、とっさに左手の手のひらをついて支えたものの、肩というか胸筋というか、そのあたりを伸ばしてしまったことがもとで新たな鎮痛剤のお世話になっています。鎮痛剤はいわゆるステロイドではない抗炎症薬の一つです。肩まわりの痛みによく効くことを自覚しています。そうなると、これでもそれなりに忙しいので、また同じ薬を処方していただきに行くのも面倒だ、と思うようになってきました。こんなことも、痛み自体が軽くなりつつあるので言えることだと思っています。また、本来はやってはいけませんが、最もつらい痛みが出る夜中に備えて、鎮痛薬は夕食後と、朝食後だけにしてまさにだましだましで過ごしています。夜中にどうにも痛くて診察していただいたころと比べればずっと快方に向かっています。ただし、軽くではありますが、新たな箇所の痛みがでてきました。左前腕部です。内服する鎮痛薬のほかに、テープ(シップと言った方がわかりやすいと思います)も出ましたので、貼っています。こちらもよく効きます。まさに薬の効き方の不思議さ・面白さ、なのですが、自然治癒力も忘れてはならず、体の状態を適切に保つ心がけは必要だろうとひしひしと感じます。きっともう数年もすると、同じ状況のけがを負ったとしても治りが悪くなってくるのでは、と恐れています。