くすりの効き方の不思議さ・面白さ・・・(25)
令和4年3月30日
今月私が服用している薬に関して感じていることは、何と言っても就寝前に薬を服用した後の口の渇きで、これが何とかならないものかといろいろ工夫しています。口の渇きが最も起こりやすい血圧降下薬が3つの剤のうちのどれであるかはわかっています。その剤の服用のタイミングは、就寝前です。その他の2つの剤については夕食後です。なるべく規則正しい時刻に夕食をとるのはこれでなかなか難しいですが、2つの剤を食後に服用することは忘れないようにしています。夕食が遅くなってしまったとしても就寝時刻はあまり後ろにずらしたくはないので、夕食が遅くなった場合は、夕食後の2剤と口の渇きが最も起こりやすい剤との間隔があまりとれないことになります。
どうもそういうときに夜中の口の渇きが強いように感じます。あまりよくないことだとは思いますが、3つの剤共に錠剤なので、割線(丸い錠剤の真ん中に入っている線)で割って、服用量を半量にするのもやむを得ないかもしれません。あまりに夜中の口の渇きに悩まされるのであれば、そういうことも試してみる必要があるかも知れません。もちろん今度診療していただく時に相談します。
イラストの睡眠中の男性は不快感に苛まれているようにもみえます。夜中の口の渇きに悩む私の心境でもあります。
自分で服用している薬でも効き方は日によって少しずつ異なります。では食べものも含めて、どういう生活習慣のときに口の渇きがひどいのか、というのは正直わかりません。いまのところは、夕食をあまり遅い時間にとらないことを心がけるしかありません。
3つの剤をこのタイミングで服用すれば、効果はきちんとでます。毎日適正な血圧を保つのは大切でしょう。以前に書きましたが、高血圧をはじめ、循環器系の疾患にかかりやすい家系ですから。