投稿が遅くなりましたが、今年度も薬学部1年の早期体験学習が10/4(火)から10/14(金)まで実施されました。入学後半年が経過し、大学生活にも慣れてきたこの時期に、医療人になることへの自覚を促し、薬学生として学習に対するモチベーションを高めることを目標として、医療関連施設などの見学、種々の体験学習を集中的に行いました。
ドクターヘリの見学では、高度救命救急センターの小森林靖一先生に本学のドクターヘリの運用方法やこれまでの活動を紹介して頂きました。見学時には、ちょうど沿岸地域へ出動していたヘリが帰還する様子を目の当たりにすることができました。
本学矢巾キャンパスには、2011年に国内で2代目、デジタル機器では世界初となる超高磁場7テスラMRI装置が導入されました。学生たちは、器械が発する大きな音に驚きながら、その強い磁場に引っ張られるクリップ入りのペットボトルと綱引きをしていました。
介護等の複合施設であるケアセンター南昌には、3日間に分かれて訪問し、矢巾町の介護や福祉の現状を学びました。学生だけでなく、引率する教員も、矢巾町の充実した介護・福祉制度に感動して戻ってきます。
不自由体験では、車椅子、ストレッチャー・担架、松葉杖、視覚障害者体験、高齢者疑似体験などを行いました。様々な身体的な不自由を体験することで患者目線を実感するとともに、医療的補助具の正しい使い方を学びました。
その2へ続く・・・