きょうは薬が出てきません
令和3年10月22日
更新が滞って1か月以上経過してしまいました。滞っていなければ、“こうしん”を漢字変換すれば更新が出てくれるかもしれませんが、なぜか、今日は「亢進」が出てきます。この1か月ほどの間に書いていた文章の中で、私は何を亢進させていたんだろう、と思いを巡らしていますが、すぐには思いつきません。思いつかない一つの理由は、この1か月ほどの間、必死に従事していたことの一つが論文の執筆だったことがあると思います。
ただ、そこには「亢進」という漢字は使われません。執筆した論文は英語で書かれていたから、というのがこの話のオチです。
そうなると、やはり、私は教壇に立つ仕事ですから、講義だろうと思い、資料を見直しましたが、9月10月の講義内容で、「亢進」を使った局面は思い出せませんし、やはり見当たりませんでした。もっと長期間でみて、「こうしん」を変換して「亢進」を出した回数が最多だったのかな、と思いますが、本当のところはよくわかりません。私どもの研究室では、遺伝子がメッセンジャーRNAに転写され、さらにタンパクに翻訳される過程について議論することが多いです。この一連の過程を遺伝子発現、ともいいます。また、何らかの薬物を細胞に作用させて結果をみる実験はたくさん行います。薬物にさらされた細胞が何らかの遺伝子Xの転写量や翻訳量を増やす結果になることを、薬物が遺伝子Xの発現を亢進させた、と表現することがあります。もしさかのぼること一年間くらいの長期間でみて、「こうしん→亢進/更新/行進/甲信などなど」の変換回数のうちのトップによって変換結果が決められるのだとすれば、私のPCでは、「こうしん→亢進」がチャンピオンなのかもしれません。
今日は薬の話が出てきません。長期のお休みからのリハビリテーションです。