令和4年3月1日
くすりの効き方の不思議さ・面白さ・・・(23)
前回は、私が服用中の3種類の降圧薬(血圧を下げるくすり)のうち、一般的に高血圧症に処方される頻度が高い2剤が含まれている、と書きました。3剤同時服用していると、夜中に口の渇きに悩んでいます、とも書きました。3種のうち、何か1つの服用をやめると口の渇きは治まるのか、いろいろ試して3週間近くが経過しました。すると、私自身が3つの剤のうちでは、最もよく効いて血圧降下の幅が大きいな、と思っている薬剤の量を半分に減らすと口の渇きが軽いことに気づきました。
そうなると、問題は効き目の下がり方です。起床後、排尿をすませ、動き回らないうちに血圧を測定しています。効き目がよい、というだけあって、その薬を半分量服用にすると血圧の下げ幅が小さくなってしまうようです。一方で、口の渇きが軽いことも確かです。良いこともあれば悪いこともあるのが世の常だと思いますが、まさにその通りだと思います。
どのあたりで妥協するか、口の渇きに耐えて朝を迎えたときの血圧がどこまで下がっているか、このあたりを見極めたいと思います。