2020年度(令和2年度)卒業
山田 理紗子 さん(9期卒業生)
創剤学分野

日本調剤株式会社で薬局薬剤師を務めながら、東北地区の薬事採用センターでリクルーターとしても活躍している山田理紗子さんに寄稿頂きました。


出身高校と現在の職場はどちらですか。

宮城県の常盤木学園高校です。現在は、宮城県塩竈市にある総合病院の前の薬局で働いております。

 今は主にどんな仕事をされていますか?

調剤や服薬指導を主に行なっています。また、施設や個人宅へのお薬のお届けや薬のカレンダーセットなどの在宅訪問も行っています。直接自宅などへお伺いすることでわかることもあり、患者さまともより詳しいお話をすることができ、とても楽しくやりがいを感じています。

岩手医大での学びはどうでしたか?

岩手医大での学びの大きな特徴として、四学部合同であることが挙げられると思います。薬学部にいるだけでは気付くことのできない視点を知ることができた印象です。チーム医療の重要性を学ぶための合同授業も多く、医療人として心がけなければならないことを数多く学ぶことができました。

 今後の目標を教えてください。

今後の目標は、患者さまに信頼していただける薬剤師になることです。これから薬局は身近な地域の相談できる場所になっていくと思います。その中でこの人なら相談できる!というような安心してもらえる薬剤師になりたいです。

 本学の薬学部を目指している高校生へメッセージをお願いします。

 私自身正直、化学や数学が得意なわけではなく、薬について詳しく学んでみたいが、将来どんな薬剤師になりたいか明確なものはないまま、薬学部に入学しました。学年が進む上で、やりたいことを見つけることができました。薬剤師は調剤薬局や病院だけでなくさまざまな場で活躍できる職業だと思います。「薬について学びたい」「医療を通して人の役に立ちたい」という思いがあれば薬学部は楽しいと思います。


※ 本学薬学部では、当コーナー(卒業生紹介)への寄稿を募集しています。

【お問い合わせ】
メールアドレス:yakugaku-kohoアットマークiwate-med.ac.jp

 

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